壮大で果てしないテーマですが、感覚はあることが当たり前すぎて改めて考えることがないのではないでしょうか。
音は聞こえるし
匂いがする
味が感じられたり
触れられる
音がするから背後から近寄る車に気が付ける。注意できる。
臭いことに気がつくから避けること選べる
空腹を感じられるからご飯を食べる
寒いと分かるから温めことを考える
私たちは当たり前のように感覚を通して対応しています。
日常生きていると当たり前のように思えますが、感覚があるからこそ人は動くことができます。
しかし、当たり前にあると思われる感覚ですが、
「感覚麻痺」という言葉があるように、当たり前だったことが機能しなくなることがあります。
・火傷や骨折、長時間の神経圧迫といったた外傷
・脳卒中や脊髄疾患といった中枢神経から始まるもの
・薬の副作用によるもの
・精神的なものがきっかけのもの
他にも様々なきっかけで感覚麻痺になることがるかと思います。
筋力低下には筋力訓練
可動域制限にはストレッチやもモビライゼーションをはじめとして可動域訓練
理解の深さや方法自体の有効性、精度などは置いておいて、養成校時代でも筋力低下や可動域制限には対応するオーソドックスな解決策は知っていました。
しかし、同じく生活を妨げる問題点に挙げられる「感覚麻痺」に関しては教科書に明確な治療方法が書いていませんでした。
養成校在学中、先生に「感覚麻痺ってどうやって治すんですか」と聞きました。
先生の答えは「それは色々やってみたけど難しい。」という答えでした。
困らせてしまい、みんなの前で恥をかかせてしまった形になり申し訳ない気持ちになりました。今考えると非常に残酷な質問です。
最後に先生から「もし分かったら教えて」とも言われました。
この時、そうか、数十年現場でやった先生でも本気で知らないくらい確立されていないものなんだ。
ということを知ることができました。
就職して、上司や先輩に聞いても納得できるような考えを持っている人はいませんでした。
セミナーに行ってみても養成校で習ったことや自分の習ったことに少し足したような内容までしか出会えませんでした。
就職して2年。そうか、本気でこの業界にはないのだと受け入れられました。
感覚は筋力低下や可動域制限のように外から見て分かりません。
どう感じているのか。というのは本人しかわからない。
同じものを食べても人によって表現が異なるように、学問では扱いづらいテーマで、包括的に扱おうとする人が少ないのも今は納得ができます。
でも人が生きる上で非常に大切なものであることは疑う余地もありません。
あなたにとって「感覚」とはなんですか?
当院では本人の感じる感覚を大切にしています。
従来の方法にとらわれず、様々な角度から感覚ということも思考して検証を繰り返しました。
整体という医療とは全くことなる分野で独自の視点をもって施術を行っています。
片麻痺の機能回復には従来の方法で見逃してきているところに大切なことが隠されています。
私たちは麻痺で手放すことになってしまった機能は、必ず再構築出来ると考えています。
何をしてでも麻痺の根本解決を望む強い意志のある方、動きのことや感覚麻痺、痺れ、視床痛、高次脳障害等でお悩みの方で興味を持ってくれる方、是非会って話をしたいです。
当院は本気で機能回復に取り組む方の力になれると思います。
是非一度ご連絡下さい。
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