外傷性脳出血などを除いて、何も異常のない人が急に脳梗塞や脳出血を起こすことは稀だと言われています。
片麻痺の後遺症を負った時に、
なぜ私が?もっと周りにいるあの人の方が不摂生をしているのに。
そのような考えも頭によぎるかも知れません。
しかし、人間は生まれながらに平等ではありません。
生まれ落ちる場所も異なれば、育つ環境も異なる。生まれ持った遺伝子も異なる。
人生を俯瞰してみると、その様々な条件の中で自分を生きるものだと気がつきます。
ですから自分の状態を知り、自分に状態に合わせたケアしていくことが必要です。
発症前に異変はありませんでしたか?肩こり腰痛、頭痛や不眠、自分には過労と思われる労働環境、
思い当たる節はないでしょうか。
厳しいことを言えばそういった異変を日々の忙しさのために面倒だと思って
ちょっとした異変に目を瞑ったり、見ないようにしたりしませんでしたか?
解決する努力や考えることを放棄しませんでしたか?
自分は大丈夫と思っていませんでしたか?
大切な自分の体に負担をかけすぎていたから発症した可能性もあるのではないでしょうか。
発症したのは過去の自分のせいだ。
気が付いたけど実際にもう発症して後遺症がある。
だからこれからは治るために○○していこう。もうならないために○○しよう。
そう考えられる人だけに開ける未来があるのだと考えています。
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