麻痺側ではなく、健側の足に痛みを訴える人が一定数いらっしゃいます。
この時によく受ける説明が、麻痺側で支えられない分、健側に負担がかかって痛みが出ている。
だから麻痺側にも体重を乗せましょう。
よくリハビリで言われるのではないでしょうか。
いつから?どうやって?という疑問はありますが、
理屈としては反論はありません。
しかし、ではどうすれば良いの?という話になった時に
練習して麻痺側に体重を乗せましょう。こういう方針になることが多いようです。
これである程度変わる人も中にはいるかもしれません。
しかし、麻痺側に荷重できない人はどうすれば良いのでしょうか。
練習が足りない。筋力が足りない。そんなことを言われ
何万回も繰り返し、繰り返し、練習をしましょう。このような根性論でも、
もしかすると「足」の負担は軽減できる人もいるかもしれません。
しかし、麻痺している半身で正常な動作が行えているのでしょうか?
経験上、これは他の部分に代償を作って、新しい代償動作を手に入れているケースがほとんどです。
本当にこの方向で良いんですか?
歪んだ体で筋トレをすれば必ず人の弱い部分に負担が集中します。
ですから、その歪みによって今度は他の部位が痛んでくる。
ひたすら反復し、努力をして手に入れた動作によって他の部位を壊してしまう。
地獄だと思います。
長期的に見ると体が壊れていく流れになってしまいるように感じます。
麻痺側の負担が健側にかかってしまっているのが痛みの原因だとするならば、麻痺側が機能して、健側の負担を軽減しない限り治ることはないということになります。
当院では従来の視点、方法にとらわれず、
整体という医療とは全くことなる分野で独自の視点をもって施術を行っています。
片麻痺の機能回復には従来の方法で見逃してきているところに大切なことが隠されています。
私たちは麻痺で手放すことになってしまった機能は、必ず再構築出来ると考えています。
何をしてでも麻痺の根本解決を望む強い意志のある方、動きのことや感覚麻痺、痺れ、視床痛、高次脳障害等でお悩みの方で興味を持ってくれる方、是非会って話をしたいです。
当院は本気で機能回復に取り組む方の力になれると思います。
是非一度ご連絡下さい。
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