機能回復のためには、一般的には運動療法がメインになるイメージがある人が多くいらっしゃるかと思います。
機能回復のために運動療法が必要というのは間違っていなくて、当院としても動きを変えるためには運動療法は重要なツールだと考えています。
しかし片麻痺の後遺症を持っている方に関しては、正確に運動療法を行えるような体の状況ではないことが多いです。
準備ができていないのに、その方の体が対応できること以上のことを無理やり行うとするために代償動作が生じます。
この代償動作の獲得が非常に厄介なのですが、それは悪気があって獲得するものではないです。
なんとか動きたいという気持ちがあって、動ける体ではないけど動こうとすることで結果的に体を壊す代償動作を獲得してしまうのです。
そうならないために、リハビリとして運動療法を行う前に正確に運動療法を行うことができるような準備が必要になってきます。
その準備に整体というのが非常に相性が良いと考えられます。
片麻痺の方は特殊な体の構造になっていますので、それに対応できる特殊な整体技術が必要になってくることを臨床で多々経験しています。
短期的な効果を狙った施術ではすぐに限界が来ることを療法士時代に嫌になる程経験しました。
片麻痺はそんなに簡単な後遺症ではありません。
しかし、必要なことは本当はシンプルなんです。
今まで見逃されてきたことの中に前進するために重要なことが多々眠っています。
これには患者さんやご家族の理解が必要になります。
目の前にぶら下がった短期的な効果ではなく
中長期的な視点を持って、今をコツコツと取り組める方、着実に前進していきたいと考えられる方には当院は合っていると思います。
目の前の短期的な効果の誘惑に勝てた方には、それ相応の得られる未来があります。
厳しいこともお伝えしますが、患者さん一人一人の目標を達成するためだとご理解いただけると幸いです。
私たちも覚悟を持って向き合っていますので、是非一度話を聞きに来てください。
体験施術をご用意しています。
0コメント