階段昇降が難易度が高いと感じている方、多いのではないでしょうか。
麻痺の後遺症をお持ちの方で頻繁に聞かれる課題です。
一般的にこういう場合には、代償で後ろ向きや横向きで降りる、二足一段で降りる。といった代償的な方法をお伝えすることもあるかと思います。
このような指導は維持期と言われる時期や、入院していて自宅に帰るための指導を行う回復期などで指導されることが多いようです。
対処的ではありますが、このような方法で生活の幅が広がるとは思います。
しかしあくまでリハビリ期限の決まっている医療保険の期間内で生活できるようにするため指導になります。
「正常に」出来るようにするにはこれらとは全く異なる方法があります。
1段ずつ交互に上り下りができるには必須の機能があります。多くの方はここが漏れたまま動作練習を行なっています。
当院では動作のコツもお伝えすることは出来ますが、それだけでは数年、数十年先を見た時に不具合が出てくる可能性が高いと考えています。
そもそも機能が足りなければコツでは出来ません。コツを教えてもらっても出来ないのは何か機能が足りないからかもしれません。
当院では様々な分野のノウハウを麻痺の方に合うように改良し、独自ノウハウで施術を行なっていきます。
無理のある動作ではなく、「正常な」動作を大切にして指導させて頂いています。
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