片麻痺の方の中には高次脳機能障害の診断を受けている方が多くいらっしゃると思います。
高次脳機能障害の発症の原因は、8割が脳卒中(脳梗塞、脳出血、くも膜下出血などの脳血管障害)、1割が交通事故などの脳外傷によるものです。
その他にも 脳炎、窒息や心筋梗塞から起こる低酸素脳症、脳腫瘍、症候性てんかん、正常圧水頭症、パーキンソン病などによる脳の損傷で発症することもあります。
発症後、様々な症状で苦しまれていると思います。
・手足に麻痺などはなく、動かすことができるけれどいつも締めていたネクタイを締められなくなってしまう
・左右片側の食事に気がつかない
・身近な人とコミュニケーションとりたいのにとることが難しい。
通常、これらの症状があるとを失行、失認、失語などと診断を受けるかと思います。
「失」という字を含むために、まるでその行為や認式すること、コミュニケーションをとることを失ってしまったかのうような印象のある言葉に感じます。
しかし、そのような方に知ってもらいたいのが、「何も失ってない」ということです。
欠損でなければ何も失っていません。
当院では従来の視点、方法にとらわれず、整体という医療とは全くことなる分野で、
高次脳機能障害に対しても独自の視点をもって施術を行っています。
従来の常識とは異なる点もあり
中途半端な情報では誤解を招くため、直接お会いして顔を見ながらでないと伝えられないことがあります。
興味を持ってくれる方、会える方は是非会って話をしましょう。
当院が力になれることがあると思います。
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