リハビリにもいくつか種類があります。
今回は医療保険と介護保険におけるリハビリの違いを紹介します。
【医療保険におけるリハビリ】
医療保険によるリハビリは、病院や医療施設などに外来·入院して行われるリハビリです。
医師の治療、リハビリ職が行う訓練によって、病気や怪我などの理由で低下した身体機能の回復、日常生活への復帰を目指すことを目的としています。
リハビリは、医師の指示に応じて理学療法士(PT)、作業療法士(OT)・言語聴覚士(ST)などの専門職員が担当します。
医療リハビリは、このように医師の治療も含めて、多彩かつ充実したリハビリが受けられる特徴があります。
但し、医療リハビリは入院·通院問わず受けられる日数に制限があります(病気や怪我の程度により変わります)ので、長期間のリハビリが受けられないということには注意しましょう。
【介護保険におけるリハビリ】
介護保険は、「介護を必要とする高齢者の、治療などにかかる費用を社会全体で支援するための保険制度」です。
公的な介護保険制度になりますので、40歳を超える方は全員加入する義務があります。
介護保険サービスの利用は、要介護認定の申請を行う必要があります。要介護·要支援の認定を受けると、少ない自己負担でリハビリ·サービスの利用が可能となります。
特徴としては、医療機関との違いとして、リハビリを受ける期間に制限がなく(入所型を除く)、長期間に渡るリハビリを受けることができるという点です。
また、リハビリの目的としては、「現在の状態や身体機能を維持·衰えを防止する」といったものになります。
高齢者の方々にとっては、日常生活全般の動作が介護予防に繋がるといった視点で、リハビリを行っていきます。
当院の施術では、医療保険でも介護保険でも対応できない部分を提供しています。
医療や介護で目的としている、「身体機能の回復、日常生活への復帰、身体機能の維持」はもちろんのこと、その先にある麻痺を克服するということを提供しています。
医療保険、介護保険で満足できない方。是非当院へ一度ご相談下さい。
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