人には機能解離という現象があると言われています。
脳卒中の急性期〜亜急性期においては機能解離からの改善も機能の回復の一つであると考えられると言われています。
機能解離とは損傷から離れた、解剖学的には正常な部位が障害部位と関連して一時的に代謝や機能抑制を起こすことと言われています。
例えば、脳では「損傷部位が被殻部であっても、それと機能連結している皮質領域が一時的に機能を停止する」という現象です。
この機能解離は普通であれば回復に伴って見られなくなりますが、長期にわたって残存するケースもあるとされています。
発症後に強い刺激を与えられることで機能解離の解除が起こりにくいことを報告した研究もあり、急性期の運動によって、麻痺の増悪や病変拡大が起こることも示唆されています。
ラットを使った実験でも脳梗塞後に同様の結果が得られており、急性期に多くの刺激を与えると機能回復に支障をきたすという意見もあります。
つまり早期の ADLを上げるためのリハビリテーションにより、機能解離が妨げられ、麻痺症状が創られてしまうという可能性があるということです。
現在の機能回復訓練の常識に疑問がある方、機能回復を諦めたくない方
当院では、しびれ、こわばり、拘縮、運動麻痺、感覚麻痺など現代の医療では対応しきれない症状に対して、独自の理論とノウハウにて施術を行っていきます。
当院には片麻痺改善のための医療保険内では行なっていない考え方やノウハウがあります。
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